コミュニケーションデザイン専攻

デジタルデザイン論レポート

G13012 CMとWEBの連動


私たちは「続きはWEBで」
と言う言葉を何度か耳にしたことがあると思う。
このフレーズはバブル世代が終わり、ものの需要がかなり少なくなった時から
TV→インターネットの誘導方法としてよく、現在でも使われている。


ところで、WEBと連動しているCMを思い出してみたのですが、イマイチ思い出すことができなかったので、調べることにした。

検索結果には見たことがあるものも多数でてきた。


皆さんはボートレースのCMを知っているか?
ボートニャーと言うボートレースのキャラクターの正体を少し長い間に渡って
赤から緑まで1人ずつクイズ形式て当てて、明かして行くような参加型だ。
クイズに正解すれば抽選でクオカードプレゼントとか。


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そして8ヶ月くらいかけて全員の正体をが明かされたところで、今度はCMを見て答えるクイズの登場。
ボートニャーの1人、ホワイトニャーのCM中に腰についている番号を当てろと言うクイズだ。

こういうCMを見ていないとわからない問題のようなものは、TVCMからWEBだけでなく、逆のWEBからTVCMにも繋げることができる。
クイズ形式になっているものは、ついつい調べてしまったりするだろう。

連動といえば、もう一つ面白いものがあった。
それは、WEBとの連動ではないのだが、TwitterとCMの連動だ。
ファイナルファンタジー レコードキーパー」のCMが、2014年10月15日〜19日の5日間放送された。
CMは1日一回5夜連続で、ファミコン世代におなじみのドット絵をベースとした懐かしさを感じる内容だ。ファイナルファンタジーの歴代のボスをCMオンエア後、公式アカウントをフォローし、指定のハッシュタグを付けてツイートすると攻撃できる仕組みになっている。

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TVCMとしてオンエアすることにより、かなりのかなりのPRにもなり、共通のボスを一斉に全国規模で倒すことにより、一層繋がっていることが意識され、一体感を出すこともできるだろう。



こう言ったWEB誘導性のあるだけのものから、参加できるものまで、CMもドンドンと進化しているように思える。

この参加型CMももっと増えれば、みんなで楽しむことができ、企業のプロモーションにもなり、TVの視聴率も増えて、一石三鳥では無いだろうか。



参考サイト


BOAD RACE OFFICIAL WEBSITE

http://www.boatrace.jp/news/2014/09/050920.php


ファミ通App

http://app.famitsu.com/20141010_453516/