コミュニケーションデザイン専攻

デジタルデザイン論レポート

アイトラッキングの可能性とデザインへの応用

アイトラッキングは広告マーケティングリサーチ、WEBサイトや普段私たちが使うもののユーザビリティテストをすることができる。
さらにこの技術を応用したアイコントロールがある。


まず広告マーケティングリサーチには製品パッケージのロゴや写真の大きさ、色あいが適切かどうかを調査できる。科学的、客観的なデータを得ることができてそのデータに説得力を持たせることができる。

たとえばスーパーの店長なら店舗設計に役立てたり、デザイナーならポスターやWEBサイトのデザインへ応用したり広告の位置に活かしたりだ。

アイトラッキング技術は視線を分析調査するのでWEBにはとても適している。




つぎにユーザビリティテストに活かすことができる。
ユーザーの操作手順、ニーズの把握など、使い勝手の良さを追求できる。
これは視線を分析調査することからWEBサイトや、頻繁に利用するブログ、スマホアプリの開発に有効だ。


アイトラッキングは視線の移動と滞在時間を知ることができるが、注視していたから内容を理解したということはなく、あとから内容まで理解したか確認する必要がある。視線だけで問題点を洗い出すには足りない。
ユーザーテストの補助ツールとして使うようにする。



アイコントロールについて!
アイコントロールでは視線でコントロールできるテレビや、パソコン、タブレットがある。
なにも触らず、動かさず、声も出さずにできる。やりたい操作に会わせた場所を見るだけでコントロールできるのだ。
スクリーンショット 47
スクリーンショット27
スクリーンショット 59

これを活かして、NHKで体の自由が利かない人のために開発された専用のパソコンが紹介されていた。また手で操作がいらないことから、タブレットは混雑している電車内で便利そうという意見もあった。

問題点は複数で見ることはできるのか、目が疲れたらどうすればいいのかなど明らかだ。


参考
視線を通じて世界と繋がる YCAM LabACT vol.1「The EyeWriter」レポート

アイトラッキング調査の功罪
マイノリティ・リポートも実現間近?! Tobiiのアイトラッキング技術
NHK「おはよう日本」にてアイトラッキングが紹介されました。