コミュニケーションデザイン専攻

デジタルデザイン論レポート

G13012 人とロボットの共存

「人とロボットの共存
と聞いて、皆さんはなにを思い浮かべますか?

僕が真っ先に頭に浮かんだのは、誰もが知ってる
"ドラえもん"の存在でした。
人の言葉を理解し、考え、人間ですら難しい「信頼」を得て人間と同じように暮らすロボット。
そのようなロボットは本当にドラえもんが生まれた年、2112年までに生まれるのだろうか。








以前、愛知万博愛・地球博」にて、誰もが驚いたロボットが設置されていた。

これがそのアクトロイドロボットだ。

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昔にテレビで見たのだが、
愛知万博では案内役としてサービスカウンターに設置されていたそう。

聞いたことに答えてくれるのはもちろん、他愛のない会話などにも受け答えしてくれるみたいだ。

なので言葉の理解、周囲の感知などはかなりすごいらしい。

このアクトロイドロボットが施設に増えるなどとなれば、共存と言うことが可能となるのではないだろうか。


しかしだ。

不気味の谷現象と言う面白い言葉が存在する。

かつて森政弘が「不気味の谷」という仮説を提唱した。横軸に健常人との類似度を、縦軸に親和度をそれぞれ置いたとき、横軸が進むにつれてロボットへの親しみは増すが、ある地点で急速にカーブは下降し、不気味さ(uncanny)へと転化するというのである。またその谷は動かないものより動くもののほうが大きいという。

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僕は愛知万博当時、話して見たいなどと魅力を感じたが、たしかに人間に限りなく似てるのであって、人間で無い。すごく不気味なのだ。脳の反応なども変化しているらしい。


やはり共存と言うことを考えると、ドラえもんのようなキャラクターロボットの方がちょうどいいのかもしれない。


ロボット。現時点で頑なに良いものとも言えなく、悪いものとも言えない。
人間も暴走するが、ロボットの暴走を止めることはなかなか不可能である。ときには殺戮兵器と化すものもあるだろう。
難しいところではあるが、新しもの好きの僕は安全面なども重要視し、ロボット開発に取り組んで行ってもらいたい。
今後が非常に楽しみである。


おまけだが、


ドラえもんのような
"丸くてなんでもつかめる手"
と言うのは存在しているのだそう。

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Universal robotic gripper
といい、何でもつかめるだけでなく、
正確にものを投げ入れたりと言う動作も可能なようだ。

Cornell Creative Machines Lab開発